完成図面?寸法の謎(精密板金加工)

図面寸法の解釈

製作図面には寸法が記載されています。

これが、完成図面なのか否かで揉めますね。

一般公差と指定公差が御座いますが、指定公差で書きます。

〇Φで5.25 ±0 と記載されているとします。

5.25でなければ検査でNGとなります。

板金生地で納品の場合は、特に難しい事も無く納品出来ます。

〇Φ4.2±0 と記載されていて、塗装指示があるとします。

ここが胆なのですが、大体のメーカーさんは設計基準の中に

塗装グレードと言うものがあります。

下塗り無、下塗り+上塗り、膜厚指定、外観等級等があります。

塗装は職人がガン吹きするので、正確に何ミクロン着くか分かりません。

ですから、板金加工業者が4.2で〇穴を製作した製品に塗装処理を行ったら、

全てNGとなります。〇穴の抜き面は塗料が入り込むので0.2程度(グレードによる)

穴が小さくなります。

だったら0.2(4.4)大きく製作すれば良いと思うでしょうが、その時の気象状況や温度等で、

塗装工程のセッティングも変化しますから、たかが0.2されど0.2となるのです。

メーカーの品証部さんは「完成図面だからNG」と対策書を切りますが、

板金加工業者も推測で加工はできませんから難しい所です。

大体がネジ留め穴で、そこまで寸法は求められていない事が多く、

設計時にCADが自動寸法を入れてしまう事もあるので、

設計者が「塗装後はΦ4.2±0.15」と記載すれば、対策書の発行も無く、建設的なのですがね。

日本国内の下請けにはローズだリーチだとガチガチにしておりますが、

国外工場でも同様の管理はしていませんね。

値段だけは国外と比較されますが・・・・

板粉の見積方法は国際競争力や経営努力と言う綺麗事では無く、

日本企業同士の潰し合いになっている事を残念に思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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